第1回研究会 2011/7/10
魚評 神ちゅう会 会長 野木 一男
今年の研究会は、審査員の実力向上を目的として、一人審査となったため、順列についても、従来とは異なり、審査員の特色が十分に生かされた研究会となりました。因みに、明の部は行木明男審査員、徳の部は福元芳朗審査員が担当しました。
第2回研究会 2011/8/14
魚評 神ちゅう会 会長 野木 一男
通常、旧盆中の研究会は、参加人数が少ないのですが、今回は、7月を上回る53名の参加となりました。一人審査に慣れてきました。今回は、明の部 石井氏、徳の部 古谷氏での審査でしたが、両氏とも日頃から自分の好きな魚を上位にあげておりました。内容としては、石井氏は胴づくりのよい魚を中心に、また、古谷氏は泳ぎの上手な、尾につけ違いのない魚を、尾づけを確認しながら上位魚としました。
一方、数人の新人の会員においては、出品後に、自分の魚が分からなくなったりして、魚係の人を困らせておりました。日頃から自分の魚の特徴をよく覚えておくことが肝要と思われます。
第3回研究会 2011/9/11
魚評 神ちゅう会 会長 野木 一男
9月ともなると、参加魚も魚体が充実し、いかにも当歳魚らしい姿の魚がみられました。しかしながら、明の部には、ちょっと見では、三位一体の魚がいましたが、審査員から「えらびれめくれ」ではないかとクレームがつき、一次予選で、上位に入った魚が、下位になったのは残念でした。このえらびれめくれについては、私見ではありますが、稚魚期のえら腎炎の治療法に問題があるのではと思われ、今後の検討課題と考えられます。