勉強会(オフシーズンにおける飼育勉強会)

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更新日 2011-10-23 | 作成日 2008-08-16

勉強会 の 目的

ー 神ちゅう会 寿ペット主催 1尾会 の 紹介 ー

オフシーズンにおける飼育勉強会

 永年、神ちゅう会にご尽力いただいた寿ペットさんは平成19年に亡くなられました。経緯は、下記神ちゅう会会報抜粋をご覧ください。本コーナーは旧HPのままの形で残し、掲載いたします。

 寿ペットでは、 春三月下旬に1尾会を開催しております。この1尾会は、前年秋時(11月上旬)に同腹魚(尾を除く体長3cm、鉛筆の太さ)を希望の会員が、それぞれ1尾ずつ譲り受け(数尾の人もいますが)その後、次年の3月下旬までの4ヶ月間に、魚がどのような成長をするかについて各自がそれぞれの飼育方法で飼育し、その成果を発表し、 本番での当歳魚の飼育向上に寄与することを目的としております。

佐々木 勝見 氏を悼む

~ 神ちゅう会平成20年度会報より ~
神ちゅう会会長 野木 一男

 当会副会長、佐々木勝見氏におかれましては、平成19年12月27日癌が原因で死去されました。会員を代表して謹んで哀悼の意を表します。
 佐々木勝見氏は、(ここでは、慣れ親しんだ、寿ペットさんと呼ばせていただきます。)25年前に私と知り合い、その数年後から小生宅に、日曜日には、定期便のように通いらんちゅうに関する勉強を続けておりました。
 ところが、19年6月に会長にだけは、話しておきたいことがあるといって医者の診断書を私に見せてくれました。私は、その内容を読みましたがとても信じられずに何度も読み直したことを今でも思い出します。その時の寿ペットさん曰く「胃と食道に癌が見つかり、リンパに転移があり大きさが鶉の卵位なんだよ。」でした。正直言って私は何人も知人を癌で失った経験があり、これは、大変なことになったと思いました。寿さんには言えませんでしたが、何とか治療しながらでも研究会に出席させてあげたい、また私とともに目標にしてきた30回記念大会に元気で参加させてあげたいと思うようになり、それが私の寿さんに対する恩返しの気持ちでした。
 そうこうしているうちに10月21日の大会当日を迎え、朝の6時に寿さんの顔を見た時は心の中で「やった」と叫んでいました。
 無事大会も終了し、その後は、寿さんにとって抗がん剤と放射線治療との戦いが続きましたが薬石効なく冒頭に示した結果となってしまいました。永い間ご意見番として会のため尽力され本当にありがとうございました。ご冥福をお祈り申し上げます。

 (合掌)