2006年度第1回研究会

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更新日 2011-10-23 | 作成日 2008-08-16

Pictures01.JPG写真.1 シンガポールの新人会員(両端2名)と会長(左から2番目は通訳をしていただいた飯塚氏)

Pictures02.JPG写真.2 多数の会員の皆さんが参加

 今回の研究会に出品された魚は4月15日に産卵した魚が大部分です。それ故、生後75日目ということです。集まった魚は、ベテランも新人も同格に成長しており、会員の皆様の努力が感じられる研究会でした。

徳の部

Pictures03.JPG写真.3 1位 渡辺氏 と 2位 原 氏
Pictures04.JPG徳の部 1位 渡辺氏 持魚 魚評:更紗模様の魚で、背幅が広く、尾筒の太みが他魚にないところが評価されました。頭部の発育も、当会魚にふさわしく、目先が角になり将来のしし頭を裏付けております。Pictures05.JPG徳の部 2位 原氏 持魚 魚評:目先のふんたんが白のため、やや損をした更紗模様の魚です。長手の魚のため、遊泳が軽やかで、尾先の1/4をふりこんで泳ぐ姿は見事でした。
Pictures06.JPG徳の部 3位 福田氏 持魚 魚評: しし頭の特徴が肉瘤の中心に見えます。しし頭は、たつ頭と異なり、肉瘤の発達には月日を要しますが、今後が楽しみな魚です。Pictures07.JPG徳の部 4位 古谷氏 持魚 魚評: 面白更紗の魚です。腰元のうろこがやや大きい気がしますが、体の白がパールのように美しく、当会の魚の特徴を十分に出していきます。背幅がある魚ですので今後の成長が楽しみです。
Pictures08.JPG徳の部 5位 高橋信勝氏 持魚 魚評:体に対して尾が大きく感じます。目先のある魚なので、思い切って体を大きくすれば、尾の特徴が生かされます。入会早々おめでとうございます。

明の部

Pictures09.JPG写真.4 一位 安藤氏と 二位 江原氏
Pictures10.JPG明の部 1位 安藤氏 持魚 魚評: 長手の魚でありながら、体形が見事な箱形です。背幅の広さと尾筒の太みの調和がとれ、尾がさらっとしていて無理がなく、遊泳が上手でした。昨年、小さな魚づくりで人気を得た安藤さんでしたが、1年間での進歩は会員の注目を集めました。Pictures11.JPG明の部 2位 江原氏 持魚 魚評:目先の発達と、背幅、尾筒の太さが十分あり、貫禄のある魚です。1位との差は腹がややふくらんでいるのと尾筒部分のうろこのみだれです。大きくして勝負したら面白いと思います。
Pictures12.JPG明の部 3位 鈴木正行氏 持魚 魚評:当会系統の目先のふんたんとときんが表現され、見事でした。尾部において左右の配色のバランスがやや損をしましたが、当会血統魚は成長とともに白部に赤色がさしてきますので自信を持って大きくしてみてください。Pictures13.JPG明の部 4位 井原氏 持魚 魚評:目先の左右が白色のため、頭の特徴が表現しきれていませんが、うろこの美しさ、尾形の切れ味は見事です。腹を出さずに大きくすれば将来が楽しみです。
Pictures14.JPG明の部 5位 宮本利行氏 持魚 魚評:尾のふりこみと尾心の美しさは見事です。腹形と尾形の間の隙間がやや気になりますが、体全体を目先と尾形でひきしめていますので、将来が楽しみです。