掲示板への質問と回答15
- Q15:水とペレットを適切に調合したことを仮定の上、ペレット投与の適切な固形量は何%なのでしょうか。
- 自分が考えるモデルとして、頭の骨格部分、他の体部分を比較すると当然頭の骨格部分に骨が集中しています。骨格(骨)と肉の成長速度が同等ならバランスよく成長しやすいでしょう。しかし、骨格(骨)の成長速度が肉のそれより遅い場合、ペレットの投与量によっては骨格の成長が肉の成長に追いつかず、 結果、”いも”状態に成長してしまうのではと考えています。これには水温も大きく関与すると考えています。
- 先生は、ペレットの投与量の目標を4%と書いておられますが、自分の飼育ではこの4%を使いこなせません。つまり、”いも”状態に向かっていくのです。3%が自分の限界でしょうか。先生のおっしゃる4%は使いこなせれば最もバランス良く成長する固形量の目標値なのでしょうか。
- ご教授お願い致します。
- [質問の追記]
- 質問の内容が詳細でなかったようですね。追記致します。
- 本文の4%の意味は、魚重に対する餌の固形量の比率(%)のことです。簡単な例として魚重100グラムに対しペレット4グラムを1日に投与するとおおよそ固形量4%の餌の投与に相当します。正確にはペレットの含水率が90%なら4×90%=3.6%が厳密な値です。アカムシの含水率が95%なら100グラムの板状で固形分は5グラムです。つまりアカムシの板1枚はペレット5グラム相当にしかなりません。
- 貴方の実験が理論的で投稿が楽しみです。
- 私が書いた固形分4%としたときの固形飼料の粗蛋白は43%です。そしてその時の水温は28℃です。
- 魚は1匹飼いです。しかし、現在の固形飼料は粗蛋白 が50~60%と高蛋白な飼料が多いので貴方の実験の通り魚体重の3~4%/1日が適当と考えています。ちなみに代田先生(著書・赤虫の研究)によると赤虫の含水率は80%です。ご参考までに。
- 現状では、高蛋白な餌ほどよいという風潮がありますが、私の実験では蛋白分解酵素を考慮すると、粗蛋白としては50%以下が好ましいと考えております。
- その理由としては、貴方ならお解かりになると思いますが、高蛋白飼料ほど食いつきがよいのですが、食べた後消化するまでの間、らんちゅうの動きが悪くなる現象が見られることです。ご参考までに。
- [追加質問:飼料中の硬度と水中の硬度について] 実はこの質問には後半があります。
- 硬度(カルシュウム)も消費されるので餌の一部と理解しています。消費せれる以上経時的に減少するでしょう。それに従って水と餌の調和は崩れるのではないですか。今はこの調整を考えています。上記減少のデータがあれば御教授願えませんでしょうか。
- 飼料中の硬度分(カルシウム)を0とした実験(橋本芳郎先生)の飼料学では、金魚は、水中のカルシウムを鰓から吸収しなければなりませんので、飼育水中のカルシウムは、減少すると述べられております。
- しかし、現在利用されている金魚用えさには、私の調査では十分なカルシウム分が乳酸カルシウムとして含まれておりますので、
- 上記の心配は必要ないと考えます。