掲示板への質問と回答04

No.04 肉瘤の発達と水深との関係について

Q4:らんちゅうの卵が孵化してから10月の中旬の品評会(当歳)までどのような水深で飼育するのが良いのでしょうか?
  昨年の5月ごろ、ある全国大会の常連の人の池を見せてもらったとき水深が浅かったと記憶しています。
  (その当時は、らんちゅうにまったく興味がありませんでした・・・・・)
  季節ごと、当歳、2歳、親ごとの水深と池の魚の数などの関係など教えてください。
 過去に、私は日らん等で肉りゅうの発達がすばらしい出品者(約30名)の家を訪ね、肉りゅうの発達と水深との関係を調査したことがあります。
 その結果、水深の浅い方では、6センチから深い方では、45センチまでありました。ということは肉りゅうの発達には6センチから45センチまでの水深では違いは見られませんでした。
 また私宅では同じ親から生まれた当歳魚を2分の一づつ分け稚魚期から秋まで水深10センチと70センチの池で肉りゅうの発達に関する実験を行いましたが、相違は見られませんでした。このことから、私は通常の飼育である限り水深と肉りゅうの発達に特に相関関係はないと思います。
 何故ならば、エアーポンプ等がない時代には、水温が高くなると上面と底面との温度差が大きくなるためえさを食べる際等に、ストレスを感じるためと考えられ先輩から後輩へと伝えられたものと思われます。
 現代はエアーストーンの泡の水流で上面と底面の温度差がなくなっております。
 次に、季節ごとの水深ですが、これは水深よりも1日の温度差が重要と考えます。それ故、らんちゅうは体温が水温とほぼ比例しておりますので1日の温度変化を、7度以下におさえたいものです。
 また水量と魚数については、水1トン(1000リットル)に魚体重2キログラムが理想です。