掲示板への質問と回答03

No.03 スポンジフィルターとブラインシュリンプについて

Q3:稚魚の育成についてお聞きしたいことがあります。
 生まれた稚魚にブラインシュリンプをやるとどうしても水の痛みがひどくなります。ですから、テトラのスポンジフィルターを使い、バ クテリアによるろ過をしてはどうかと思案しております。これならエアーの調整によって水流も緩やかにできますし、急激な水質の変 化もクリヤーできるだろうと考えたからです。しかし私の知人などは、瘤が出なくなるからやらないほうが良いといいます。スポンジフィルターを使った稚魚の育成についてどう思われますか?是非ともご教示ください。私は勤め人のため、こまめな水替えが困難です。よろしくお願いします。
 ブラインシュリンプは通常24時間で孵化します。
 この孵化したばかりの幼生は、150メッシュのネットに引っかかる程度の小さなものです。  それゆえ、フイルターを使用した与え方は、濾過されてしまい幼生が死んだり、腐敗の原因になります。えび類は鮮度が命といわれており、死骸をそのままにしておくと水中のアンモニア濃度が上昇しますので、ランチュウの稚魚によくありません。虎の巻3にありますように循環飼育ですと硝酸態窒素が蓄積し水質が酸性サイドに傾きますので瘤が出るのに余りよいとはいえません。
 あなたは時間がないとのことですが、よい品質のブラインシュリンプですと0.02パーセント食塩濃度で4時間は生きられますので、朝1回の与え方でも稚魚の成長にはそんなに心配する必要はありません。
 私の例ですと、エアレーションのみで4~5日は水替えなしです。
 要点としては品質鮮度のよいブラインシュリンプを用い孵化後の分離をきちんと行って、ブラインシュリンプの水側にかす等をなるべく残さないようにして与えることです。
 日曜日等の時間のあるときにブラインシュリンプ幼生の淡水中の寿命観察をしてみてはどうでしょうか。